睡眠はどのようにとったらよいか(介護)

昼間はなるべく横にならないようにし、散歩や趣味に時間をあてるような生活パターンにした方がよいでしょう。その方が生活にメリハリが生まれるからです。また、程よい運動は睡眠を充実させる事にもつながります。時には、介護者がお年寄りを散歩に誘ったりして、お年寄りの自立心をサポートすることが大切です。

睡眠のとりすぎには注意が必要です。日中睡眠を多くとってしまうと、夜になかなか眠れない事があります。そのような生活を繰り返すと、生活パターンが悪化し、本人の体調が悪くなる事につながりかねません。睡眠時間についてはかかりつけの医者に相談したほうがよいでしょう。

夜は本人が静かな環境で眠れるように、家族が協力することが必要です。夜なかなか寝付けない場合には、一緒にお茶を飲んで話をしたり、入浴するのが困難な場合には足湯につかったりとお年寄りが眠りにつけるような工夫をしましょう。最近では、様々なタイプの枕も販売されており、本人に合った枕を使用することでぐっすりと眠ることが出来ます。眠りにつけない状況が長くつづくようであれば、かかりつけの医者に相談するようにしましょう。

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